遊びに行くね!~Bカン、フル!!
日曜日。
小学6年生の誠が、また、遊びに来ている。
誠と、叔父の慎司が吉野家へ入って来る。
店内は、ほどほどに混んでいる。
誠と慎司が、カウンターの席に座る。
店員
「いらしゃいませー」
慎司
「牛丼、大盛り」
誠
「豚丼、並」
「誠、何で、豚丼、頼むの? 牛丼もやってるのに!」
「ごめん」
「何かあったら、俺が怒られるんだぞ」
店員、厨房に、向かって
「Bカン、フル!!」
慎司
「ここが、Bカウンターなんだ!」
誠
「そうみたいだね!」
「どうして映画観た後、吉野家へ来てしまうんだろうな」
「オレンジ色の看板に、惹かれるのかな?」
「SNSのmixiのオレンジ色と同じようなのは、気のせいかな?」
「どうだろう?」
「映画、まあまあ面白かったな」
「うん」
「ブラッド・ピットが、本当に、格好良かったな。
マスコミが人気を煽ってるだけの奴かと思ってた。
発音もハッキリしてたし!」
「パート1も、パート2も、格好良かったよ」
「それはそうと、エンド・ロールの途中で出てきたから、
翻訳が戸田奈津子さんか、どうか、
分からなかったな」
「パート4ができたら、また、見よう!」
投稿者 : 城田 博樹 | 投稿日時 : 2007.08.23. 22:27