「時間の使い方」を考える
私が、高校時代、バレーボールを
部活でやっていたことは、
以前のブログ・『二つの柵を越えるマックイーン』
(http://d.hatena.ne.jp/hirokishirota/「お見合い禁止」など)
で、述べたことだ。
美術のM先生が、バレーボール部の顧問だった。
勿論、M先生は美術部の顧問でもあった。
(そして、私の数奇な運命が始まる…)
高校時代、実は、私は芸術で「美術」を選択していなかったのだ。
M先生は、私の通った高校出身の人だ。
バレーボール部の練習の後、
絵を描いていたという、強じんな意志の持ち主であった。<鬼>のような人であったとも聞く。
私の通っていた頃は、定時制が併設されていて、
部活動は、午後5時半で終えなければならなかった。
(5時半で終えなくて良くても、M先生のような<離れ業>は、私には無理だったが…)
M先生に、美術学部に行ってデザイナーになりたい、
と言ったとき、
先生の私への忠告は、
「色の勉強をきっちりやれ」
でも、
「デッサンを上手に描けるようになれ」
でもなく、
何と、「『時間の使い方』をよく考えろ!」
だった。
驚きだった。
30歳を過ぎてから、先生の言葉の重みが、私には分かってきたのだが。
これ、デザイナーだけに
当てはまることじゃないかもしれない。
投稿者 : 城田 博樹 | 投稿日時 : 2007.11.13 16:12