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シナリオ・ライフハック Vol.2

~あなたの人間力を高めるブログです

明るい、HY川君


高校のバレーボール部は、
まさに、クラブ活動の「るつぼ」だった。


水泳、野球、バスケットボール…。
色々な出身者が居た。
もちろん、私のようなバレーボール出身者も居る。


HY川は、中学の頃、野球部員だった。


高校で、我々は、体育館が使えない時は、
校庭で基礎トレーニングをした。


決められた周数を走り終え、我々は、
校庭の端に座り、
走るHY川を見ながら、こう言った。


「まだ、走ってるよ、HY川」
「明るいな、HY川」
「そうだな」
「何でだろうな?」


走り終えたHY川が、息を整えつつ、
我々に近づいて来た。


我々は聞いた。
「何周、走ったの?」
「分からない。
 途中から、分からなくなった」
ランナーズ・ハイってやつ?」
「そうかもしれない…」


「HY川、何でそんな明るいの?」
私は前々から聞いてみたかった。


「野球部の練習って、
 メチャクチャ、しんどいんだ。
 明るくないと、やってけないんだ!」


明るいだけではない。


HY川は、合宿の時、爪切りを持って来たのだ。
「手」が勝負のバレーボール部にとって、
爪は最も気を付けないといけないところだった。


HY川は細かいことにも、気の付くヤツだったのだ。


私達の代の主将に、Mがなったことは、
以前のブログ・『二つの柵を越えるマックイーン』・
「<豪州日記> Vol.3 自分だけの事をする」(http://d.hatena.ne.jp/hirokishirota/20070110#1168001923)で
述べた。


ある事情でMはバレーボールを辞めてしまった。
何と次の主将に、HY川が、持ち前の明るさでなってしまったのだ。



投稿者 : 城田 博樹 | 投稿日時 : 2007.12.02 9:25