シナリオ・ライフハック Vol.2

~あなたの人間力を高めるブログです

若い頃から活躍する


<鹿児島の>おばあさんは、明治生まれだった。


おばあさんは、よく、私に言い聞かせていた。


「若い頃から、目立った事をしてはいけないよ。
 40歳を過ぎてからでも、十分、目立てるのだから――」


私は、おばあさんの掟を破ってしまった。
若い頃(大学生時代)から目立ってしまったのだ。


大学で、キャンパス誌を作る団体に入っていた私は、
とある成果をあげてしまった。


古武道をするサークル(にも入っていた)でも、
一定の成果をあげてしまった。<大学生ルーキー>になってしまったのだ。
目立ってしまったのだ。


最近、<高卒ルーキー>ならぬ、<高校生ルーキー>が、
続々と、登場している。
プロゴルファー・石川遼君を始めとする<イケてる高校生>だ。


私の甥も、<イケてる高校生>だ。
特に、部活動はせず、スポーツクラブで体を鍛えている。
私が、高校生の時には、考えられなかった行動だ。


長年、「<高卒>の時代が来るのでは?」
と予想していた私には、意外な展開だった。


体調管理を自分でできる高校生が出て来始めたのだろう
――と私は考えている。


去年の12月、鹿児島のおばあさんが亡くなった。


本当に<若い頃から活躍>してはいけないのだろうか?


疑問に思うようになった。


「体調管理をできる高校生」が出て来た段階で、
おばあさんの考えは、古くなってしまったのではないか、
と思うようになったのだ。<若い頃から活躍>して良い時代が、到来したのではないか? 
と私は考えている。<若い頃から活躍>するな、なんて、もう私は言わない。


投稿者 : 城田 博樹 | 投稿日時 : 2009.01.21 16:06