少々お待ちください
「キツイですね!」に引き続き、
「少々お待ちください」も奇怪な言葉だと思う。
あなたは、書店やCDショップで、
お目当てのモノが見つからなかったとき、
どうしているだろうか?
書名やCDタイトルを店員に告げた後、
待っているのではないだろうか?
待つ前に、店員は、あなたに、次のように言っているだろう――
「少々お待ちください」。
私も以前は、店員が大慌てになりながら
探し当てるのを、待っていた。
ある時期から、待つのをやめることにした。
店員と一緒に探すことにしたのだ。
待つのが「バカラシイ」ことに気付いたのだ。
5分間、店員が探すのを手伝うとしよう。
探す時間は、「5分+5分=10分」で、
倍になる。
単純計算だ――。
一緒に探すようになってから、
書名やCDタイトルを告げた後の、
店員の言葉が悪いのだろうと、思うようになった。
「少々お待ちください」ではなく、
「一緒に探しましょう!」と言うのが、
正しいのでは?
「おかけになってお待ちください」も、
無視したほうが良い言葉かもしれない――。
みんな、探そうね。
投稿者 : 城田 博樹 | 投稿日時 : 2009.07.17 12:33