迷ったら、ハイキーに
以前、このブログ内で、「<豪州日記> Vol.7 判断できない事を判断する」
(2007年1月14日)ということを書いた。
一つの提案として、選択肢を二つから、三つにするという見解を示した。
(「赤」、「白」、「ロゼ」という呼び名も、同時に示しておいた)
私は、それでも判断できないとき、何か安全策を取れないか?
とも考えていた。
H社の友人・Yの意見を取り入れている。
写真好きなYの意見だ。
それは、写真を撮るとき、
「ローキーか、ハイキーか、迷ったら、ハイキーに」撮る、
ということだ。
「いいな」と私は、答えた。
ハイキーとは、写真用語で、
「明度の高い(明るい)部分が大半を占めた写真のことで、
全体に明るい調子を指す」(1)。
ローキーとは、その逆で、暗めの画面だ。
ローキーか、ハイキーか迷ったら、ハイキーに仕上げるのだ。
Yは、突然、電話で呼び出されて服装に迷ったら、
(ハイキーに)どんな店にも入れるような上品にまとめた服装をしてきた。
現S社のS君は、ある機械の予約を入れる際、
何時間、入れたらいいか迷ったときは、
「(ハイキーに)長めの時間、入れといたほうがいいよ」と言っていた。
私は、テレビをビデオ録画をするかどうか迷ったら、
(ハイキーに)とりあえず録画しておく。
観る必要がなければ、観なければいいのだ。
私は、この<ハイキー>の考え方を学生時代に教わった。
実際に使い出したのは、かなり後になってからだ。
あまりにも重要な考え方なので、「赤」、「白」、「ロゼ」と、
どちらを先に使い出したか分からないくらいだ。
「迷ったら、ハイキーに」ということを、最後に繰り返しておこう。
(1)http://www.kiwi-us.com/~mizusawa/penguin/CAMEgloss/htmls/ha.html
(城田 博樹)